理事長挨拶
未来のニーズに向けて
公益財団法人 慈愛会 理事長 今村 英仁
昭和9年5月5日、初代理事長 今村源一郎が僅か数名のスタッフで産婦人科医院を開設したのが当法人の始まりです。
開院以来
「患者様を肉親と思い、医療(ヘルスケア)の達人(プロフェッショナル)を目指す」
事を、
「医療の原点は慈愛にあり」
という一文の理念に掲げ、地道な地域医療活動を続けて参りました。
昭和25年には初代理事長が全ての施設を寄付して財団法人運営とします。
それから50年を経て公益法人改革の際はその活動が認められ、平成23年に公益財団法人となりました。平成26年には、多くの地域の皆様に愛されご支援を戴いたお蔭で、創設80周年を迎えることも出来ました。
そして、平成29年6月1日、80周年記念事業として新棟建設を行っていた今村病院分院が、今村総合病院と改名して新たな船出をしました。
現在、2025年に向けた社会保障制度改革が進む中で、医療機関はその地域でどのような役割を果たすべきかが問われています。当法人は、鹿児島県の公益法人として、今まで通り、地域の皆様の声に耳を傾け、地域社会に根付いた事業を展開し、引き続き、地域の皆様が安心して信頼を寄せてくださる、
「鹿児島県の保健・医療・介護・福祉・教育複合体」
を目指して活動を進めて参ります。