SCU

より迅速な脳卒中救急患者様の受け入れのため、受け入れに要する時間の短縮、円滑でトラブルのない対応を行っています。

 

今村病院分院脳卒中センターの昨年度の入院数は400症例を突破し、今年度は370例を超えるペースです。今年度末までに500症例を超えることはほぼ確実となりました。

脳卒中センターでは患者数増加のため、新たに赴任した萩原医師・濱田医師と共に様々な取り組みをおこなっています。

脳卒中ホットライン

鹿児島市内で開業されている個人診療所・病院を対象に脳卒中ホットライン(PHS)を設置し、脳卒中が疑われる患者様は脳卒中センター医師にダイレクトに相談してもらい、転院依頼は全て引き受ける方針としました。

その後脳卒中ホットラインの対象を、市外救急隊および市外脳卒中診療施設に拡大し、市外で発症した脳梗塞(疑いを含む)症例で受け入れ病院がない場合には脳卒中ホットラインを積極的に活用していただくよう働きかけたところ、最近はホットラインを通じた入院受け入れが増加しています。

脳卒中疑い救急患者の受け入れ方法変更

より迅速な脳卒中救急患者様の受け入れのため、救急隊からの受け入れ要請は連絡があった時点で承諾、患者様の詳細情報の聴取・到着時間の確認はその後に行い、最後に担当医・担当各所へ連絡することとしました。その結果、受け入れに要する時間は短縮され、今のところ円滑でトラブルのない受け入れができています。

救急隊本部への訪問・救急隊員を対象とするアンケート実施

救急隊員を対象とした“脳卒中患者搬送に関するアンケート“を企画し、鹿児島市救急隊本部を訪問した上で行いました。アンケートの結果、受け入れに関して問題点が浮かび上がり、前述の受け入れ方法変更をはじめとする様々な改善に役立てることができました。その後アンケートを再度行った結果、改善が反映された事が確認できました。結果としてより円滑な受け入れと今村病院分院脳卒中センターの知名度上昇につながり、なによりスタッフのモチベーション上昇に直接的効果がありました。

SCUの開設、増床

2013年10月末、いよいよ今村病院分院6階東病棟に6床のSCU(Stroke Care Unit)が開設されました。急性期脳卒中診療が充実しただけではなく、看護体制等サービスの質向上など、さまざまな面で効果が見込まれます。あわせて脳卒中センターの病床数が34床に増え、より多くの脳卒中患者様の受け入れが可能となりました。

以上の試みを行った結果,脳卒中センターへの患者数は飛躍的に増加しています。今後さらに受け入れ地域の拡大、ホットライン対象の拡大等を行いながら、さらに脳卒中センターを発展・拡大していく予定です。

今村病院分院脳卒中センター 神経内科医師紹介

  • 神田 直昭
  • 萩原 隆朗
  • 濱田 陸三

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