【第1回】慈愛会 今村英仁理事長
― 慈愛会第3代理事長に就任し10年が経ちました。振り返っての所感をお聞かせください。 私が内分泌内科の一医師として慈愛会に入職したのは平成4年。当時、今村病院は開業以来という赤字転落の苦しい時期でした。でも私には経営のイロハなど何も分かりません。
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【第2回】今村病院 鎌田哲郎院長
― 糖尿病内科医として、前任の今村病院分院から現在の慈愛会糖尿病センター(今村病院)まで一貫してチーム医療体制を軌道に乗せています。チーム医療にかける思いをお聞かせください。 糖尿病でのチーム医療の中心は患者さんであり、決して医師ではありません。周りを囲む多職種の医療スタッフが協同でサポートします。25年ほど前、米国から来日されたジョスリンクリニック・スタッフのワークショップに参加して、そのアイデアに出合い、とても刺激を受けました。 続きを読む...
【第3回】今村病院分院 宇都宮 與院長
― 血液疾患治療の第一人者。成人T細胞白血病(ATL=Adult T cell Leukemia)のスペシャリストとして知られます。 鹿児島大学医学部を卒業したのが1977年。その年初めて、ATLが、それまで知られていた白血病とは異なる、一つの独立した病気であることが報告されました。医師としての歩みがちょうど、ATL研究の歴史と重なります。病気と一緒に歩んできた医師人生です。
【第4回】谷山病院 福迫剛院長
―職員向けに常々「脳を若く保ってほしい」と呼び掛けています。言い換えると、どんなことでしょう。 考えの硬直化を防ぐことです。考え方も行動も、臨機応変に、という呼び掛けです。それは組織のあり方にもつながります。柔軟性、多様性を持った組織でないと生き残れない―そう思います。
【第5回】介護老人保健施設 愛と結の街 黒野 明日嗣施設長
―認知症の専門家で、講演に引く手あまたの黒野先生。神経内科医としてのこれまでの歩みを教えて下さい。 講演は年間40~50回引き受けます。認知症に深くかかわるようになったのは平成15年6月に愛と結の街に施設長として着任して以降のことです。
【第6回】奄美病院 杉本東一院長
―代々続く医師一家の生まれとお聞きしました。 ルーツは新潟県高田市、現在の上越市です。江戸時代、越後高田藩の高田城で御典医(ごてんい=お城付きの医者)を務めた時代から300年続く医師家系の5代目になります。
【第7回】徳之島病院 末満純一院長
―今年11月、徳之島病院は開設50周年を迎えます。2月には院長就任から丸20年となりました。節目の年にあたって思うこと、印象に残る出来事をお聞かせください。 病院開設50周年を祝って、今年7月7日の「徳之島病院夏祭り」で初めて打ち上げ花火を揚げました。きれいでしたよ。患者さんも地域の方々もとても喜んでくださって、いい記念になりました。
【第8回】高麗町クリニック 下本地優院長
―往診の定番スタイルはチャップリンハット。愛用のきっかけを教えて下さい。 これをかぶっていくと場が和みます。こんな帽子で往診する医者、ほかにいないでしょ。深刻な病状の患者さんを訪ねる場合は別として、皆さんが親近感を持ってくださる糸口になれば、と思っています。
【第9回】慈愛会クリニック 今村尚子院長
―今年は開設10周年。糖尿病専門クリニックとして地域に根付いてきました。 ゼロから開業するのとは違い、今村病院糖尿病内科の外来部門を移す形でクリニックを開設したので、受診者数の確保など、いわゆる立ち上げの苦労はありませんでした。…
【第10回】 七波クリニック 鮫島久子院長
―糖尿病内科専門の七波(ななみ)クリニック。名称の由来を教えて下さい。 血糖曲線の波(tages=血糖値の日内変動を表す折れ線グラフ)は高低差が小さいほど良いとされ、目標値は7%未満です。また、当初開院した場所が埋立地で、元は錦江湾ですので、波にゆかりがあります。…
【第11回】 公益財団法人慈愛会 納 光弘会長
―「納光弘外来」が今村病院分院に開設されて8年が経ちました。日曜と木曜の週2回、完全予約制の外来に、鹿児島県外から来院する方もいます。受診者数は増加傾向をたどっています。 鹿児島大学医学部第三内科教授を平成19年3月末で定年退職して、4月に慈愛会会長就任、その3カ月後に、外来を立ち上げました。…
【最終回】慈愛会 納 光弘 会長
公益財団法人慈愛会の全病院施設の院長・施設長が語り手を務めた「リレーインタビュー2016」。今回が最終回となります。最後を締めくくるのは慈愛会の納光弘会長。慈愛会の強み、慈愛会の旗艦(フラッグシップ)病院となる「今村総合病院」への想いを熱く語っていただきました。
【第11回】七波クリニック 鮫島久子院長
第11回の語り手は、糖尿病専門の七波クリニック・鮫島久子院長です。人財に恵まれた強み、そして6月にオープンを控えた慈愛会の新病院・今村総合病院への想いを語っていただきます。
【第10回】慈愛会クリニック 今村尚子院長
2016年度のリレーインタビュー、第10回の語り手は慈愛会クリニック・今村尚子院長です。糖尿病専門の慈愛会クリニックにおけるチーム医療、療養指導をよりレベルアップするための取り組みなどについて語っていただきました。
【第9回】高麗町クリニック 下本地優院長
在宅療養支援診療所の高麗町クリニックは開設から丸7年が経過しました。下本地優院長をはじめ8名のスタッフが、住み慣れた自宅での療養生活を望む患者様への定期的なな訪問診療やリハビリテーション、緊急の往診、がん末期等の看取りに、24時間体制で対応しています。第9回のインタビューでは、下本地院長に法人内連携の強みや慈愛会の新病院開院に向けての想いをお聞きしました。
【第8回】奄美病院 杉本東一名誉院長
リレーインタビュー第8回、語り手は奄美病院の杉本東一名誉院長です。奄美群島における精神科医療の中核病院として、奄美病院は非常に大きな役割を担っています。急性期医療への取り組み、地域移行の推進とその困難さ、そして群島内で唯一の認知症疾患医療センターの積極的な活動などについてお話しいただきました。
【第7回】鹿児島中央看護専門学校 大保まり子副校長 / 南ひとみ副校長
公益財団法人慈愛会が掲げる公益目的事業3本柱の一つに「地域の医療を担う人材育成等の地域医療の支援」があります。慈愛会の教育部門の中核をなす鹿児島中央看護専門学校は、昭和38(1963)年に谷山准看護学校として発足以来半世紀余り、地域医療を支える看護職の養成に力を注いできました。今回のインタビューは、3年課程看護科の大保まり子副校長と2年課程(通信制)看護科の南ひとみ副校長に、実習における法人内施設との協力体制や特色ある取り組みについて話を伺いました。
【第6回】介護老人保健施設 愛と結の街 黒野明日嗣施設長
リレーインタビュー第6回の語り手は、介護老人保健施設愛と結の街の黒野明日嗣施設長です。組織の強み、組織を支えるスタッフの強みについて、介護現場の具体例を交えて話していただきました。慈愛会が建設を進める新病院についても、期待の声を寄せてくださいました。
【第5回】徳之島病院 末満純一院長
第5回は、鹿児島県の南三島 ― 徳之島、沖永良部島、与論島 ― を医療圏とする唯一の精神科病院・徳之島病院の末満純一院長に、実績を積み重ねてきた巡回診療や今後の運営方針などを、詳しく語っていただきました。
第4回の語り手は、谷山病院・福迫剛院長です。急性期治療から地域移行支援まで、質の高い医療を提供するための体制を整え、認知症治療疾患医療センターの機能も持つ谷山病院。取り組みの現状や今後の抱負などを語っていただきます。
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