垂水市と公益財団法人慈愛会では、子ども子育て支援や産科・婦人科の医療提供体制の充実を目指して「包括連携協定」を2022年5月10日に締結しました。自治体と医療機関が包括連携協定を結ぶのは県内初となります。
妊産婦や乳幼児世帯の不安解消につながるよう、今村総合病院の産科医や助産師、言語聴覚士など、専門スタッフが垂水市に赴き、講話や相談会、垂水市の保健師の方々との協働による保健指導などを実施してきました。
垂水市においては、産科及び婦人科の医療機関が従来なく、妊婦健診や出産、思春期から老年期における女性特有の診察等を行う場合は、垂水市以外の医療機関を受診する必要がありました。
こうした状況を少しでも改善する為、包括連携協定の連携事項の一つとして垂水市内に産婦人科を開設する運びとなったものです。