研修会

  • 2023年12月11日

    令和5年度 副看護部長研修会

    副看護部長研修を開催いたしました

    令和5年12月1日(金)に副看護部長研修が開催されました。新任副看護部長2名を含む副看護部長6名が参加されました。
    午前中、「看護師のキャリアアップ マネジメントラダー 目標管理」の講義では、マネジメントラダーやリーダーシップ理論や、看護師として歩まれた軌跡について、人生の局面での様々な人との出会いについてのお話しを伺いました。生涯キャリアを積むことの尊さや、経験から管理者としての学びを得ることで自身の資質を磨きそれを活用していくことの大切さ、結果を出すために自己研鑽を重ねることが必要であることを学びました。
    次に先輩管理者の語りでは、お二人の看護部長のこれまでに培われたスキルや人生のナラティブを聞かせて頂きました。社会情勢が目まぐるしく変化する中、視野を広くもちつつ、理念や信念を芯に据え具現化し、看護管理実践につなげていっていらっしゃることを学ぶとともに、データを基に分析し、俯瞰して物事をとらえる力を研鑽していくことの重要性を再認識しました。
    午後からは6名の副看護部長全員で3つのテーマでグループワークを行いました。テーマは「副看護部長としての看護師長の育成・支援」として、「看護師長育成に関する現状と課題」「副看護部長として看護師長育成に積極的に関わるために」、「第5回心に届く慈愛の物語を紡ぐ会 第2部企画 ラダーレベルⅤ チャレンジ者への支援」です。これらのグループワークでは看護師長育成・支援に関する現状と課題を発表しながら自由に意見交換をすることで、同じ立場であり思いや悩みは共通することがあった。スタッフと向き合い個別的に支えることや、リフレクションをかさねることが大切であることを再確認できました。自分自身が研鑽することを楽しんで、良い影響を与えられる管理者になりたい等の感想がありました。 「第5回心に届く慈愛の物語を紡ぐ会 第2部企画 ラダーレベルⅤ チャレンジ者への支援」では、日ごろから慈愛の看護に取り組むために看護を語ることを大切にし、承認することで、看護師としての感性を高めることや、後輩育成につながることに気づいてもらう関りが必要であるとの意見が出されていました。その為には先ず副看護部長の自分たちがしっかり目標を理解し動機づけを行うことが大事であるとディスカッションがされました。
    グループワークでは活発な意見交換や、同じ副看護部長としての役割遂行における困難感を共感され、1人ではなく情報交換しながら乗り越えたい、今後どう進むかが見えてきた、実践につなげたい。明日から頑張れそう。自分も変わっていきたい等の感想がありました。また、副看護部長としての役割の明確化、明らかになった自己課題が共有されました。
    今回の研修では、午前と午後に「創造の森」「協働思考」として、アイスブレイクをいれたことで、グループ内での心理的安全性が保たれ、互いの価値観に触れ、楽しい雰囲気でディスカッションに移行できた、リフレッシュにつながった等のご意見がありました。またコロナ禍に、鹿児島中央看護専門学校の卒業生に向けた慈愛会全体で作成した卒業お祝いビデオを改めて視聴しました。慈愛会組織全体のチームワークの良さ、人を大切にする心を改めて思い起こし、心を熱くしました。
    トップマネジメントを担う一員としての副看護部長の今後の活躍に期待したいと思います。
     

     

    研修の様子

    挨拶 今村英仁理事長




    講義「看護師のキャリアアップ マネジメントラダー 目標管理」



    「先輩看護管理者の語り」

    グループワークの様子


      集合写真

     

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