日時 | 平成26年11月26日(水) 8時30分 ~ 29日(土) 12時30分 |
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受講者 | 33名(今村病院;4名、今村病院分院;14名、谷山病院;12名、奄美病院;1名、
徳之島病院;1名、愛と結の街;1名) |
講義 | 「公益財団法人慈愛会の運営と管理」 |
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講師 | 公益財団法人慈愛会 理事長 今村 英仁 |
講義 | 「管理の意義と過程」 |
講師 | 谷山病院 看護部長 久徳 美鈴 |
講義 | 「看護管理とは」 |
講師 | 今村病院分院 看護部長 籔下 和代 |
講義 | 「看護師長と他部門職員の連携」「チーム医療の推進について」 |
講師 | 今村病院 看護部長 稲本 清美 |
講義 | 「看護管理者に求められる資質」「目標管理」「コーチング」 |
講師 | 公益財団法人慈愛会 統括看護部長 中重 敬子 |
研修初日、研修受講命令書を中重統括看護部長から渡された受講生は、この研修の目的、目標、研修に臨む姿勢をしっかり伝えられ、やる気に満ち溢れていました。
今村理事長からは、慈愛会の果たす役割や、これから目指す看護師像を聴き、自分の看護を見つめなおす良い機会になったようです。
また、講義からは「質の高い医療」を提供するためには、他部門や他部署との連携が大切であることに改めて気付かされた受講生が多くいました。
グループワークでは、「自己の役割について」事前レポートを参考に、自分自身が悩んでいること、「こうしたい」という意欲などを話し合い、どのグループも充実したグループワークの時間をとることができました。
講義 | 「職員の管理」「患者看護の管理」 |
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講師 | 今村病院分院 副看護部長 中谷 明実 |
講義 | 「患者看護の管理」 |
講師 | 今村病院 副看護部長 大角 ゆかり |
講義 | 「患者看護の管理」 |
講師 | 今村病院 教育担当師長 松下 加代子 |
講義 | 「薬品・物品の管理」「施設・環境の管理」 |
講師 | 今村病院分院 教育担当師長 柏木 美恵子 |
講義 | 「医療安全管理と医療事故発生時の対応」
「災害の定義および災害看護の定義と看護管理者の役割」 |
講師 | 今村病院分院 医療安全管理師長 飯ヶ谷 尚美 |
2日目の研修では、看護師長の役割についての講義や看護計画・看護記録の重要性についての講義があり、今すぐにでも実践できるものばかりでした。また、医療安全管理の講義では、看護するうえで患者様の安全への配慮や役割についても詳しく説明していただき、自分たちの日々の看護を見直す良い機会にもなりました。
さらに、グループワークでは、「これから管理的役割を担うものとして『自己の役割と課題』」について討議しました。この研修を受けるにあたっての「自己の課題」を2日間の講義を聞いて学んだことから、どのようにしていくと良いのかを話し合いました。
講義 | 「看護部で行う職員教育」「看護師長が行う職員教育」 |
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講師 | 今村病院分院 教育担当師長 西村 啓子 |
講義 | 「医療制度」「医療保険制度について」 |
講師 | 今村病院分院 医事課 課長 岡崎 幸美 |
講義 | 「診療報酬制度」 |
講師 | 今村病院分院 医事課 主任 大久保 亮一 |
講義 | 「DPC制度について」「入院看護サービス」 |
講師 | 本部 経営企画室 診療情報管理士 福留 亮 |
講義 | 「労務管理」「働きやすい職場環境の整備」 |
講師 | 本部 総務課 課長 秋廣 定也 |
3日目は、「教育」について学び、普段のスタッフへの関わりを振り返る受講者が多かったようでした。また、「管理者として」のスタッフへの関わり方についても、学ぶことができました。
2コマ目以降は他部門のことを学ぶ講義ばかりで、講師から詳しい仕組みを教えてもらい、大変興味を持って講義を受けていました。
さらにグループワークでは「『役割認識と実践化』について明らかになった『自己の役割と課題』を基に実践化に向けて役割を認識し、その拡大につなげられるように討議する」という内容で、2日間話し合ったことを、実践化に向けてさらに話し合いを深めました。自己の課題を持ち寄り、研修で学習したことを実践に活かすためにどうしていくとよいのか、少し行き詰まっている様子のグループには、統括看護部長や教育担当師長がアドバイスしてまわり、納得した表情の受講生からは、少し自信も伺えました。
講義 | 「人事管理」 |
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講師 | 本部 人材管理開発室 室長 徳久 銀治郎 |
講義 | 「経営管理」 |
講師 | 本部 財務購買課 課長 松薗 剛久 |
4日目は、人事や経営管理についての講義がありました。制度やしくみなど、今まで学ぶ機会のなかったことを、具体的に講義していただき、受講者は学ぶことへの必要性を感じ、これからの意識付けにもなったようでした。
2コマの講義の後、グループワークの発表がありました。3日半の研修を受けて、グループの仲間とまとめたものを発表しました。実践に向けて「スタッフとのコミュニケーションを持ち働きやすい雰囲気を作る」「状況を正確に分析し行動を起こし、評価できる目を養う」「看護単位にとらわれず、1つ上の組織を意識する」「優しさと厳しさを兼ね備えている上司になる」など、様々な考えや思いを発表しました。
1番最後には、修了証書授与が行われました。初日の「研修受講命令書授与」の際は緊張している様子の受講者でしたが、修了証書授与の際は、堂々とした様子で証書を受けとっていました。
学んだことをどう活かすかが、大切。自分の施設に戻り、少しでも自信を持って現場で活躍することを願っています。
12月20日には、今回の受講者を対象に看護管理者任用候補者選考を行います。
これから、看護管理者になるのか、スペシャリスト(認定看護師・専門看護師など)になるのか、ジェネラリストになるのか、教員になるのか、任用された際には大きく道が開けていきます。
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