日時 | 平成27年3月26日(木) ~ 28日(土) 9時00分~16時00分 |
---|---|
受講者 | 内定者40名(今村病院;2名、今村病院分院;27名、谷山病院;6名、奄美病院;4名、
徳之島病院;1名) |
講義 | 「慈愛会の方針 これからの看護師に期待すること」 |
---|---|
講師 | 公益財団法人慈愛会 理事長 今村 英仁 |
講義 | 「慈愛会の看護と組織人としての心構え」 |
講師 | 公益財団法人慈愛会 統括看護部長 中重 敬子 |
講義 | 「慈愛会の教育体制・キャリア開発について・ラダーについて」 |
講師 | 今村病院分院 教育担当師長 西村 啓子 |
講義 | 「新人から始める医療安全管理」 |
講師 | 今村病院分院 医療安全管理師長 飯ヶ谷 尚美 |
研修初日は、全施設に入職する予定の内定者が全員集まりました。
理事長先生からの講話は、「なぜ慈愛会が80年続いたのか」慈愛会 初代理事長今村源一郎先生の話から始まり、「運命を正面から受け止めてきたから慈愛会が続くことができた、『すぐにできないから・・・』と言ってすぐに諦めないで欲しい。できるまで諦めず取り組んで欲しい」「プロとして、看護師にしかできないことを提供して欲しい」と激励のお言葉を頂きました。
さらに、各病院の看護部長あいさつ後は、4月1日から働く配属部署の発表があり、内定者は配属先通知書を嬉しそうに受け取っていました。
中重統括看護部長の講義では、慈愛会の看護部について詳しく説明があり、その後「心に届く看護とは何か」について話されました。患者様が見せている部分だけ判断して看護していないだろうか。患者様の心に溜めている不快な思い・不安・辛さを推測するには、信頼関係を築くことが大事であること、フィジカルアセスメントと患者様のデータを読み解く力が必要であることなど学びました。
西村教育担当師長の講義では、入職後どのような未来が待っているのかを説明されました。自分が思い描く未来に向かって、教育担当師長はもちろん、病棟スタッフ、病棟師長、看護部長、看護部支援室がサポートします。内定者は少しホッとした表情でした。
飯ヶ谷師長の講義では、医療安全管理について具体的な話があり、内定者はイメージしやすかったようでした。事故を未然に防ぐために、「チームカンファレンスの必要性」「報告・連絡・相談」「確認行為」の重要性を学びました。
この集合研修は、講義を聞くだけではありません。昼食のときに意見交換・懇親会を開き、配属される病院、部署が同じ内定者同士の顔合わせやレクレーションなどがありました。入職前に配属部署が分かり、また、同じ部署で一緒に働くスタッフとの仲間意識も芽生えたようです。
2~3日目は、今村病院、今村病院分院、谷山病院(奄美病院・徳之島病院も含む)それぞれの病院で実践の研修でした。
看護学校で学んできたことを生かしながら、研修を受けました。まだまだ不安なところは、内定者同士声を掛け合ったり、先輩看護師に質問したりする様子が見られました。
また、実践してみて、できなかったことをメモに取ったり、復習したりする姿もあり、4月から現場で働く姿が楽しみです。
全1件中 1件を表示(1ページあたり20を表示)