日時 | 平成27年8月1日(土) 8時30分~17時30分 |
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対象者 | 今村病院・今村病院分院・谷山病院卒後3年目看護師、ラダー申請者 |
看護部長、副看護部長、看護師長、副看護師長、教育委員会、その他希望者 | |
参加人数 | 100名(今村病院:20名、今村病院分院:58名、谷山病院:22名) |
講義 | 「危機的状態の患者・家族の看護」
「カタルシス効果 事例を通して、患者の心のケアについて学ぶ」 |
講師 | 鹿児島大学医学部保健学科臨床看護学講座
精神看護学教授 堤 由美子先生 |
この研修では、看護実践に活かせる看護理論を理解することを目標に「危機的状態の患者家族の受容過程」について学びました。
発病によって患者様の感情がどのように変化するのか、失うものは何があるのか等患者様の立場になり、その際看護師としてどのような対応をすると良いのかを今までの経験を思い返しながら考え、それぞれ答えを出していました。
また、事例より患者様の心のケアについても学びました。事例を皆で共有し、患者様の発言から、どのような感情(心の動き)が隠れているのか一緒に考えました。
さらに、グループワークでは、自分が実際に受け持った危機的状態にある患者・家族の関わりについて、講義で学んだことを取り入れながら話し合いました。「患者様に対して自分の関わりはこれでよかったのだろうか」「もっと何か出来たのではないだろうか」など、事例を振り返り、悩む3年目のみなさんでした。
グループワークが終わり、堤先生から、グループごとに的確なアドバイスがあり、グループワークが終わった3年目のみなさんは少し明るい表情になっていました。
3年目看護師のほかに、ラダー申請した看護師、師長、副師長など多くの参加があり、実りのある研修となりました。
堤先生による講義 「危機的状態の患者・家族の看護」 「カタルシス効果 事例を通して患者の心のケアについて学ぶ」
自分の考えを述べる受講者
グループワーク 「学んだ講義を今後の実際にどう活かすか」
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