日時 | 平成27年10月24日(土) 9時00分~18時00分 |
---|---|
対象者 | 看護学校教員・今村病院・今村病院分院・谷山病院・愛と結の街の臨床指導者、教育担当師長、看護部長、副看護部長、看護師長、副看護師長 |
参加人数 | 83名(看護学校3年課程;14名、看護学校2年課程;3名、今村病院:16名、今村病院分院:28名、谷山病院:14名、愛と結の街6名、看護部支援室;2名) |
講義 |
「実習環境アンケート調査から見える目指す指導者のあるべき姿~学生をどう育てるか~」 |
講師 | 統括看護部長 中重 敬子 |
講義 | 「胸部フィジカルアセスメントについて~効果的な学生指導方法を学ぶ~」 |
講師 | 鹿児島医療センター 集中ケア認定看護師
田代 祐子先生 |
今年度から開始した合同研修。目的は、看護学生へ質の高い実習環境を提供することであります。
今まで、指導的立場で色んな学習をしてきてはおりますが、「指導者のあるべき姿とは」とか「学生をどう育てたいか」というテーマを持って指導者・教員間で議論してきませんでした。
今年4月に「指導者・教員のあるべき姿や指導体制」、「学生の実習に臨む姿勢」などについてアンケート調査を行いました。研修前ということもあり、各項目がまだ不充分という結果でした。
今回2回目の研修では、もう一度振り返ることと、臨地実習専任化体制について討議しました。また、鹿児島医療センターの田代祐子集中ケア認定看護師さんから胸部フィジカルアセスメントについてご講義いただき、学生への指導のあり方を学びました。
実習指導者としての自覚と教員との連携が向上してきており、研修の成果を感じております。
明日から一緒に働くチームの一員としての看護学生に手厚く関わり、成長を促せる指導者であり続けることが大事だと思います。
統括看護部長;中重敬子
臨床現場と教育の協力連携が、学生へのより効果的な指導につながることは周知のことではあっても、めまぐるしい医療・福祉の現場で学生のための時間や場所を提供することは、簡単なことではないと思います。
そのような中、慈愛会の多数の方々が、未来の仲間である看護学生のより良い学びのために真摯に検討し取り組んでくださっています。
また、今年2回目の合同研修会でも、指導者、教員が共に学び、どのようにしたら実習環境を調整できるのか、指導のあり方はどうなのか、現状と未来について話し合いました。学生のより良い学びという同じ目標に向かって、指導者と教員の距離が更に縮まり、より効果的な関わりに進化していくと感じました。
これからも臨床指導者と教員が学生の成長段階や目標を共有し、より効果的な指導ができるよう連携をはかり、それぞれの役割を果たしていきましょう。そして自分達の看護を見せて看護を語り、看護の悦びを未来の仲間である学生と共有していきましょう。それらのことが、互いの成長につながり、慈愛会や地域の看護の質を更に高めていくことにつながると思います。
鹿児島中央看護専門学校3年課程看護科 副校長 大保まり子
全1件中 1件を表示(1ページあたり20を表示)