日時 | 平成28年1月8日(金) 18時00分~20時00分 |
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対象者 | 今村病院・今村病院分院・谷山病院・横峯病院・愛と結の街 |
看護師・介護福祉士・看護補助者 | |
参加人数 |
156名 看護師53名(本院4名・分院16名・谷山22名・横峯1名・愛と結の街10名) 准看護師2名(谷山2名) 介護福祉士71名(本院4名・分院10名・谷山17名・愛と結の街40名) 看護補助者19名(分院6名・谷山12名・横峯1名) 鹿児島中央看護専門学校 教員8名 看護部支援室3名 |
講義 | 「身体・意識障害のある患者さんの生活の質を向上させる援助技術」 |
講師 | 筑波大学名誉教授 紙屋克子先生 |
平成27年度 5月から介護福祉士の質向上検討会を行ってきました。
介護福祉士の方々のキャリアのレベル認定制度を構築するために、教育プログラム・業務指針・基準・各種手順・患者記録マニュアルなど検討してきました。
今回、教育の一環として援助の技術を向上させるための研修;講演会を企画実施しました。講演テーマは、「身体・意識障害のある患者さんの生活の質を向上させる援助技術」
講師は『筑波大学名誉教授;紙屋克子先生』にお願い致しました。
紙屋先生の講義は、ケア援助する者の目標になることばかりで、とても分かりやすく、演習は、スライディングシートやバランスボールを使って、患者さんの安全安楽を追求した効率よい援助の仕方でした。
演習の時、受講者は食い入るような目で先生の仕草一つ一つを見て学習しておりました。受講後介護福祉士・看護補助者から、『患者様の残存機能を活かせるようなケアを心がけたい。』『人は寝たきりになるとどんどん悪くなっていく、それを防ぐために、看護、介護があるのだと認識が変わりました。』「少しでも患者さんに役立てるように自分ができることをしたい。」など意識改革に繋がった声が多く聞かれました。
紙屋克子先生から学んだキーワード;『効率的効果的援助』『微振動』『短時間頻回の関わり』がとても重要だと思います。
我々医療者は、対象者の援助技術を磨き上げ、患者・利用者の方々やご家族から信頼していただけるような人材であり続けたいものです。
平成28年2月
看護部支援室
統括看護部長 中重敬子
開会のあいさつ
講義の様子
実演 ベッドサイドでの援助・介助
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