日時 |
平成29年4月22日(土) 9時00分~17時30分 |
対象者 |
看護学校教員・今村病院・今村病院分院・谷山病院・愛と結の街の臨床指導者、
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参加人数 |
82名(看護学校3年課程;13名、看護学校2年課程;7名、今村病院;19名、
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講義1 | 「日本看護協会版クリニカルラダーの看護実践力~看護学生時代から備える4つの力~」 |
講師 | 今村病院分院 西村啓子教育担当師長 |
講義2 | 看護学生の思考を引き出す指導の在り方(コーチング)について |
講師 | 鹿児島大学教育学部 准教授 髙谷 哲也先生 |
平成29年度第1回臨地実習・教員合同研修実施
この研修は、平成27年度から開始し、今回で5回目になりました。そもそも、この研修を始めた理由は、『学生の自立』に課題があったからです。学生を心配するあまり教員は、実習に行く学生に付き添い,臨床も教員が臨床に来ることを求めている。また、学生も教員に頼ってしまう。本当に学生の自立に繋がる実習環境を整えているのだろうか?という点を振り返り、校長・副校長・看護部長・統括看護部長で協議し、実習環境を整えるためのマニュアルを作成しました。その内容は、『臨地実習の意義』について焦点を絞って整理し、『教員のあるべき姿』『臨地実習指導者のあるべき姿』『学生のあるべき姿』を明文化し、教員と指導者の連携を分かりやすくチャート式にまとめ、『学生の成長に導く言動』や『学生の成長を妨げる言動』を具体的に示したものです。このマニュアルを基本に指導者・教員の合同研修を開始したのです。
研修直後のアンケートから指導者は、「教育観が確立した;82%」「よりよい実習環境を整える目安ができた;94%」「教員との連携の充実;89%」と研修の成果がみえる結果でした。毎年、臨地実習指導者として始めて役割に就いた指導者が誕生するため、この4月と10月の年2回研修を実施しております。
後輩を育てる風土が培われていると感じております。後輩育成は永遠の課題です。これからも良い指導者を目指して欲しいと願っております。
平成29年4月
看護部支援室
統括看護部長
中重 敬子
研修会を重ねるごとに臨地のスタッフと教員の信頼関係が深まり、学生のより良い教育という同じ目標にベクトルが向いているのを感じます。多忙な中多くの皆様が研修会に参加していただき、本校の学生は本当に恵まれています。感謝の日々です。講師の髙谷先生がおっしゃっていたように、私たちが同じ目標に向かって学習・研鑽をしている姿勢(風土)が、見えない大きな力となって学生の学習意欲を後押ししていると感じます。皆様の姿勢が看護の質を高めているのです。これからも学生と共に学び、共に成長していきましょう。
平成29年4月
鹿児島中央看護専門学校
3年課程看護科 副校長 大保 まり子
今村理事長;挨拶
中重統括看護部長;挨拶
午前中の会議;看護学校からの報告
「実習指導案、ルービック評価表への意見交換および追加・修正」
領域毎の検討
「クリニカルラダーの看護実践力」
講師;西村教育担当師長
「看護学生の思考を引き出指導の在り方(コーチング)」
グループワーク;事例を振り返り、今後の指導方法についての検討
久徳看護部長;挨拶
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