平成29年度

  • 2022年12月13日

    平成29年度 新任副看護師長研修会

    日時

    平成29年7月14日(金) 8時30分 ~ 17時30分

    受講者

    17名 (今村総合病院 8名、いづろ今村病院 2名、谷山病院 3名、奄美病院 1名、徳之島病院 1名、鹿中看 2年課程 1名、鹿中看 3年課程 1名)

     

    講義① 「管理・指導者の役割~最前線で実践するために~」
    講師  いづろ今村病院 看護部長 藪下 和代
    講義② 「管理・指導する立場の資質~副看護師長・教員の資質を磨くために~」
    講師  看護部支援室 統括看護部長 中重 敬子

     ≪ 研修のまとめ ≫

     毎年、昇任した3ヶ月を目途にこの研修を実施している。役割を頂いたものの、実際役割を認識していても実践鼓動に繋がらず、不安やジレンマが起きる頃に、同期の者同士、想いを吐き出し、共有し、方向性を掴んで欲しいという願いを込めて企画している。

     事前レポートの内容は、自己の課題と昇任し良かったと感じている2点についてレポートしてもらっている。今年度の受講生の事前レポートでは、『スタッフや上司、他職種とのコミュニケーション』『業務改善』『目標管理』『スタッフの遣り甲斐感』などに課題を感じており、看護管理者任用候補者研修での学びが反映さていると感じるレポートだった。

    任用候補者研修を受講し、既に業務改善に取り組んでいる副師長や、教育観を持って育成に関わっている副師長もおり、受講者は始めての研修だったが、過去の受講生の先輩副看護師長の影響もあるのだと感じるレポートだった。

     受講後のアンケートでも満足度は高く、講義の内容から、自己の今後の指針を見出したという意見が多くあげられていた。

     特に、藪下和代看護部長は、自己の副看護師長に任命された時や副看護師長時代の体験談から成長した自分を分かりやすく話し、自分をやる気モードにさせた講義でした。

    中重統括看護部長からは、看護管理者としての7つの資質について話があった。特に『リーダーシップ』と『目標管理に対する強い責任感』『教育観』を強調した講義だった。

    PM理論や慈愛会フィロソフィの『考え抜くこと』『強い信念』など交えて、考え方を講義した。

    グループワークにおいても、気負わず自分をさらけ出し想いを語ることも、いいリフレクションとなり、後半のグループワークでは、互いに学び刺激し合える同期として、今後の取るべき行動を共有できたと思われる。

    教員の方2名は、後輩育成という意識が不足していたが、改めて育成について考えさせられた研修となった。

    清清しく、明るく、先を見据えるような表情に変わり、元気よく帰っていかれた17名でした。

     

    平成29年7月末日

    統括看護部長 中重 敬子

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