日時 |
平成30年4月22日(土) 9時00分~17時30分 |
対象者 |
看護学校教員・いづろ今村病院・今村総合病院・谷山病院・愛と結の街の臨床指導者、
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参加人数 |
76名(看護学校3年課程;13名、看護学校2年課程;7名、いづろ今村病院;10名、
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講義1 |
臨地実習指導者の役割と期待 ~学生の自律性の回復を促すポートフォーリオとリフレクション~ |
講師 |
鹿児島中央看護専門学校 大保まり子副校長 |
講義2 |
臨地実習指導者としての役割 ~学生への係わり方の具体例を通して~ |
講師 | 今村総合病院6階東病棟 福元優一看護師 |
講義3 |
新J-Seatyナース 「看護師の核となる実践能力4つの力」について |
講師 | 中重敬子教育開発センター長 |
平成30年度 第1回臨地実習・教員合同研修実施
平成27年度から年間2回のペースで、学生に適切な実習環境を整えることを目的とし、合同研修を実施してまいりました。教員も臨床も看護者を育てる責任者として、お互いの教育環境のあり方を考えるよい機会となっています。
前半は、臨地実習指導者としての役割について、学校と臨床のそれぞれの方向から講義をしていただきました。後半は「看護師の核となる実践能力4つの力」の学習を促すにはどのような実習環境が望ましいかについて教員、臨地実習指導者混合でのグループワークをしました。
「ニーズをとらえる力」「ケアする力」「協働する力」「意思決定を支える力」について、それぞれ2組のグループが同じテーマでワークし発表しました。内容は、『学生が考えた思いを聞く』『一緒に行動できる環境を作る』『チームの一員であることを伝え学生の気持ちや意見を引き出すように関わる』『選択肢を与えるような提案をする』『他職種協働の場面に参加させる』等々、多くの具体的な臨地実習指導者としてのあり方が発表されました。また、『事前学習とマッチしていたのか』『自分たちがモデルになっていたのか』という振り返りもありました。
研修後のアンケートには、『これからも実習指導者として頑張りたい』『他のスタッフへも伝えたい』という思いや、はじめて臨地実習指導者となる参加者からは、『心構えができ学生への関わり方を学ぶことができた』という思いを聞くことができました。研修満足度80~100点と答えたものが78%という結果でした。
今後も、学校と臨床とが協働して、学生を的確にとらえながらよい実習環境が整えられるような指導者育成の場でありたいと考えます。
平成30年4月吉日
看護部支援室室長
中村 弘子
臨地実習指導者・教員合同研修会を終えて
慈愛会の実習指導者と教員の合同研修会を初めて開催してから、今回は7回目の開催になりました。その間、研修の内容も意見交換の中身も深化してきていると感じています。当初、学生への効果的な臨地実習指導の在り方というテーマで、指導者の学生への関わり方、一人一人の考え方がメインだったように思いますが、だんだんと臨地の指導体制や何を指導するべきか等、具体的な内容に進化し、今回は、看護師だけでなくナースエイドも巻き込んだ学生指導の在り方になり、結果的に看護の質、看護の役割・責務に発展していました。
教育は自分育てと言いますが、学生への指導を考えることで自分たちの看護を高めているのだと、参加者の皆様の様子を見て実感しています。そして、多忙な中でもこのような環境を作り、実践している慈愛会看護部の皆様の誠実さに感謝する日々です。今後とも学生への教育を通して、後輩を育て、地域の看護の質を高めていきましょう。
平成30年4月吉日
鹿児島中央看護専門学校
3年課程看護科 副校長 大保 まり子
今村理事長;挨拶
学校からの報告
領域毎の検討
「 臨地実習指導者の役割と期待」
講師;大保 まり子 副校長
「臨地実習指導者としての役割」
講師;福元 優一 看護師
『看護師の核となる実践能力4つの力』について
講師;中重 敬子 教育センター長
グループワーク;学生に『看護師の核となる実践能力4つの力』
の学習を促すにはどのような実習環境が望ましいか
まとめ;生見教育担当師長
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