日時 |
平成30年7月13日(金) 8時30分 ~ 17時30分 |
---|---|
受講者 |
12名 (今村総合病院 9名、いづろ今村病院 1名、徳之島病院 2名、) |
講義① | 「管理・指導者の役割~最前線で実践するために~」 |
---|---|
講師 | いづろ今村病院 看護部長 藪下 和代 |
講義② | 「管理・指導する立場の資質~副看護師長の資質を磨くために~」 |
講師 | 慈愛会教育開発センター長 中重 敬子 |
≪ 研修のまとめ ≫
毎年、昇任した3ヶ月を目途にこの研修を実施している。役割を頂いたものの、実際役割を認識していても実践鼓動に繋がらず、不安やジレンマが起きる頃に、同期の者同士、想いを吐き出し、共有し、方向性を掴んで欲しいという願いを込めて企画している。
事前レポートの内容は、「自己の課題」と「昇任し良かったと感じている」2点について書いてもらっている。この時期は不安も大きいと思うが、良かった部分も意識してもらいたいと考えるからだ。
今年度の受講生の事前レポートでは、「スタッフとの関わり」「現状把握」「業務改善」「看護体制」「自身の課題」などの課題を挙げており、課題に対して前向きに取り組む姿勢をレポートしていた。この時期、不安要素を記載している者が少なかったのは以外な感じがしたが、全員看護管理者任用候補者研修をうけており、その学びや管理者教育を受けてきた副看護師長としてこうあらねばならないという思いがあったようだ。
研修中に「なぜ自分が」「自分には、役割を果たせない」など不安な気持ちが表出された。その思いは、講義内容で払拭されたようであった。講義内容の中に、副看護師長としての役割とともに、講師の昇任時の体験を交えた話や部長職になっても迷いや困難なことがあることを聞き、副看護師長として力み過ぎていたことにも気づいたようだった。
また、講義内容への納得度も高く、その上でグループワークをしたことで同じ悩みや不安をかかえていることを知り、安心感とともに課題を前向きに捉えて頑張っていこうという気持ちが生まれたようであった。
受講後のアンケートでも満足度は高く、講義の内容から、自己の今後の指針を見出したという意見が多くあげられていた。また、グループワークでは、異なる病院間のみでなく同じ病院内でも話す機会がなかった者が研修課題だけでなく、同じ立場でのさまざまな思いを話合えたことも、本研修の満足度を高くした。
平成30年7月末日
看護部支援室長 中村 弘子
グループワーク(午前中)
①直面している自己の課題について ②副看護師長になり良かったと感じている事
≪Aグループの様子≫
≪Bグループの様子≫
籔下看護部長 講義
管理・指導者の役割~最前線で実践するために~
中重教育開発センター長 講義
管理・指導する立場の資質~副看護師長の資質を磨くために~
グループワーク(午後)
テーマ : 『 今後、副看護師長として取り組むこと 』
~Aグループ~
~Bグループ~
~参加者全員で~
全1件中 1件を表示(1ページあたり20を表示)