日時 |
平成30年10月13日(土) 9時00分~12時30分 |
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対象者 | 看護学校教員・今村総合病院・いづろ今村病院・谷山病院・愛と結の街の臨床指導者、教育担当師長、看護部長、副看護部長、看護師長、副看護師長 |
参加人数 | 62名(看護学校3年課程;12名、看護学校2年課程;1名、今村総合病院:21名、いづろ今村病院:14名、谷山病院:7名、愛と結の街5名、看護部支援室;2名) |
講義 |
「社会人看護学生の強み弱み」 |
講師 |
鹿児島中央看護学校3年課程教諭 井上 美奈子 |
講義 | 「多様性を受け容れる」 |
講師 | 看護部支援室長 中村 弘子 |
この研修は、平成27年度から開始し、今回で7回目になりました。
当初、学生の自立に繋がる実習環境が整えられているか?ということを課題に基本マニュアルが作成され、それを元に、臨床と学校がともに学ぶ研修が継続されています。毎年4月10月の年2回の開催です。
今年度4月は、始めて臨床指導担当となるスタッフが誕生するため、その役割と4つの実践能力を促す実習環境についてグループワーク学習を実施しました。2回目になる今回は、多様性を重視する社会の現状を踏まえ「社会人経験学生の臨床指導のあり方を考える」機会とし、その傾向や事例をもとに全体討議形式で研修を実施しました。臨床指導者1年目からベテラン、教員まで、それぞれの方向からの意見が交換され、多様性を受け止め指導していくことを改めて意識化できたように感じました。
平成30年10月
看護部支援室
室長 中村弘子
平成30年度第2回実習指導者・教員合同研修会を終えて
臨地実習指導者・スタッフの皆様が、多忙な中でも学生を大事に対応してくださっている様子が実習環境アンケートからもうかがえました。ご協力いつも感謝しております。
社会人経験があっても、最終的には個々の学生の多様性に対応する指導が必要であり、そのためには学生の考えを確認していくこととご意見が出ていました。しかし、学生の考えをゆっくり確認する時間を持ちたくても持てない現実もあると思います。そのような中にあっては、指導リフレクションの時間や指導者・教員との連携の場で一つでも情報を共有し学生の立場になってみることで、指導方法が見えてくることもあるのではないでしょうか。看護と同様、教育も満足する答えが見えずジレンマもありますが、願いや制約の中で最適解を考えていく姿勢で良いと思います。研修会の中で出された「成人学習者」の意味には、自分で成長できる人という意味もあります。学生の自ら学んで行く力を信じて、まずは実習環境を調整することだと思いますし、それは皆様の取り組みで向上してきています。
実践を形づくるのに最も適切な知識は、臨地の皆様の経験です。自分たちの実践を学生に見せ、その実践の基になっている看護の思考を少しでも伝えて下されば、学生にとってかけがえのない看護の学びになると思います。
今後とも未来の仲間を育てるためにできるところから頑張っていきましょう。よろしくお願いいたします。
鹿児島中央看護専門学校
3年課程看護科 大保まり子
~会議・研修の様子~
公益財団法人慈愛会 今村英仁理事長より挨拶
鹿児島中央看護専門学校 井上美奈子教員
全体討議
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