日時 |
令和元年年7月26日(金) 8時30分 ~ 17時30分 |
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受講者 |
3名 (今村総合病院 1名、いづろ今村病院 1名、徳之島病院 1名) |
講義① |
看護師長の役割① マネジメントラダー評価と看護管理者の資質 |
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講師 |
慈愛会教育開発センター長 中重 敬子 |
講義② |
看護師長の役割について② 面接・コーチング |
講師 | 慈愛会教育開発センター長 中重 敬子 |
グループワーク |
看護師長が元気になる -視野を広げ具体的に見てみよう- |
講師 | 慈愛会統括看護部長 木佐貫 涼子 |
令和元年度 新任看護師長研修について
今年度は、今村総合病院1名、いづろ今村病院1名、奄美病院1名の計3名が研修受講した。3名のうち2名は同病棟で副看護師長を経験したのちの昇任であり、1名は同病院内のこれまでの病棟と異なる部署への配属であった。それぞれが昇任して間もない時期であり、前任者の看護師長の管理を引き継いで取り組むとともに自分が実際に看護師長として改善に取り組むべき問題を明確にしながらチャレンジして悩みながらも前向きに取り組んでいる時期であった。
まずアイスブレイクののち「壁にぶつかっている思いを吐き出そう」というテーマでタスクの進行によって進めた。副看護師長の立場と看護師長の立場では視野の広さや視点の違い、これまで理解していたようで理解できていなかった看護師長の業務の多さや副看護師長としての役割の重要性などを実感していた。3名であったがそれぞれの悩みや実際の活動をお互いに理解しあったり相談したりのコミュニケーションも積極的であり有意義なグループワークであった。
午前中の講義では看護師長の経験を通して理解できることが多く、具体的事例では日々実感している場面が浮かんできてどのように取り組めばよいのかなどの悩みのヒントが多く得られていた。
看護管理者に求められる資質を理解した上で今後の役割行動に活かすと意識できていた。
午後からは「看護師長さんが元気になる 視野を広げ具体的に見てみよう」というテーマでワークを進めた。看護師長のビジョンを確認していくプロセスを行い、慈愛会全体を理解し、慈愛会法人の目標から自病院の目標、病棟の目標の関連性を理解し現在進めているBSCシートまで一連を理解して自分のビジョンとして落とし込んでいった。全体から部分を見てまた全体を見るということができた。
管理者としての知識をまず増やすこと、その上で様々なデータを収集している意味や意義、データを活用する意味などを理解し明日からの経営への参画に自分なりの自信や知識を得た判断ができることで少し元気になることを目指した。運営会議や病院から出されるデータの意味について資料等を使い理解に努めた。これまでのデータの見方が変わり自部署のスタッフが一丸となって取り組めるデータ活用につながるのではないかと考える。
病院から自部署にあずかっている部下を明記してもらい「人財」となるための支援として教育は重要課題であり、クリニカルラダーを重視するために一覧表の実態を理解し今後個々への教育支援について示唆が得られていた。ヒト、もの、金、情報など資源を活用して少しづつ前進できるように具体的活動につながったと実感した。
副看護部長、看護師長のタスクの援助をもらい有意義な研修となった。今後現場で日々の管理業務に携わる基本的知識ややる気を高める研修となったと考えるので現場で知識を活用して管理者としての能力を高めていけることに期待できる。
令和元年7月末日
慈愛会統括看護部長 木佐貫 涼子
~ 研 修 風 景 ~
アイスブレーキング:自己PR
グループワーク①:看護師長となってぶつかっている壁~想いを吐き出そう~
講義 看護師長の役割について
①マネジメントラダー評価と看護管理者の資質
② 面接・コーチング
≪ 講師 中重教育開発センター長 ≫
グループワーク
看護師長が元気になる-視野を広げて見てみよう-
≪講師 木佐貫統括看護部長≫
受講中の様子
~参加者全で集合写真~
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