日時 |
令和3年4月17日(土) |
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対象者 |
慈愛会実習指導者・教育担当副看護部長・教育担当看護師長・副看護師長 看護師長・副看護部長・看護部長・看護島中央看護専門学校専任教員 |
参加人数 |
63名(今村総合病院:20名、いづろ今村病院:8名、谷山病院:9名、 愛と結の街:6名、鹿児島中央看護専門学校:14名、法人事業本部:2名) |
取り組み発表
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「面会制限下での患者・家族への学生の関り」 今村総合病院 橋口 侑香
「2020年どの取り組み」~短くても楽しく学べる実習のために~ いづろ今村病院 林 和宏
「臨床指導者会の取り組み」 谷山病院 長瀧 あかり
「コロナ禍における愛と結の街実習の振り返り」 愛と結の街 新 真也 |
臨床実習指導者・教員合同研修会を開催して
統括看護部長兼看護部支援室長兼教育開発センター長 木佐貫 涼子
令和3年度第1回臨床実習指導者・教員合同研修会を4月17日(土)に開催しました。実習指導者49名、教員14名が参加し、鹿児島中央看護学校で3教室をZoomでつなぎ、感染対策を徹底して行いました。まず、実習指導者会議では鹿児島中央看護専門学校より、卒業生の状況、国家試験報告、在学生の状況の報告がありました。新型コロナ感染拡大によって実習短縮など影響がありましたが卒業時の看護技術体験と到達度で例年卒業時と大きな差がないなど、学内実習の授業工夫や実習指導者との連携による意図的な臨床講義や技術体験が達成度に影響したと考えます。
研修会では昨年からの「限られた実習体験を最大限に生かし、看護学生の知識の統合と実践能力習得のために、自部署ではどのようなことを学ばせたいか」の課題への取り組みを各施設発表し共有しました。
面会制限下での患者・家族への看護場面を見学させ、患者・家族の心理や苦痛を最小限にするケアの実際を通して看護援助を習得させる工夫や短時間でも楽しく学べる工夫、認定看護師による臨床講義で学生の知識習得への支援、電子カルテでの患者情報収集をより分かりやすく丁寧に説明を行う、教員と共同で行う効果的効率的なオリエンテーションの実施、学生の受け入れ姿勢や成長を可視化する取り組みなど指導者は学び多い実習環境つくりを積極的に行っていました。前回の合同研修会の学びを活かしそれぞれの施設で意図的教育活動が行われています。
研修後、学校教員は様々な病院の取り組みや意見、指導者の学生に対する思いなどを聴くことで良い学びとなり、なお一層指導者との連携の必要性を認識しましたなどの意見が聞かれました。一方指導者は、他施設の取り組みを早速自施設でも取り組みたい、オリエンテーションの充実や臨床講義の在り方など再考したい、学生に看護を語る場を多く作りたい、新カリキュラムの理解と指導の在り方を考えることができたなど今後の指導に積極的に生かす意欲的な意見が多くありました。実りある研修だったと思います。今年度も実習が開始となります。新型コロナウイルス感染の影響を受けながらも引き続き貴重な実習体験が十分に生かせる環境つくりに取り組むとともに合同研修会の充実を図っていきたいと思います。
~ 研修の様子 ~
挨拶
統括看護部長兼看護部支援室長兼教育開発センター長 木佐貫 涼子
取り組み発表
グループワーク
【発表に対してのディスカッション】
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