令和3年度

  • 2022年12月13日

    令和3年度 第2回 臨地実習指導者・教員合同研修会

    日時

     令和3年10月16日(土)

    対象者

    慈愛会実習指導者・教育担当副看護部長・教育担当看護師長・副看護師長

    看護師長・副看護部長・看護部長・鹿児島中央看護専門学校専任教員

    参加人数

    53名(今村総合病院:17名、いづろ今村病院:10名、谷山病院:7名、       愛と結の街:5名、鹿児島中央看護専門学校:12名、法人事業本部:2名)

    取り組み発表

     

     

     

     

     

     

    「学生アンケートから指導者としての取り組みを考える」

      今村総合病院 蒲池 智弘

     

     「看護を伝えられるスタッフの育成

      いづろ今村病院 宝地 舞子

     

     「学生が安心して実習できる取り組み」~病院紹介動画作成~

      谷山病院 有木 攻

     

     「感染対策と実習の両立に向けて取り組んだ事」

      愛と結の街 新 真也

     

    令和3年度 第2回 臨地実習指導者・教員合同研修会を開催いたしました。

     令和3年10月16日(土)に鹿児島中央看護専門学校第1校舎にて第2回臨地実習指導者・教員合同研修会を開催いたしました。研修に参加した各病院・施設の職員4名に研修会に参加した感想を頂きましたのでご紹介いたします。

     

     ◆第2回臨地実習指導者・教員合同研修を終えて              今村総合病院 櫻井 満理奈

      学校側の取り組みについて発表を聴き看護学生や若手看護師を取り巻く現状と課題として重症化・複雑化する患者状態、医療の高度専門化、患者の権利や医療安全の重視、臨床現場での学生のストレス増加があるため、より質の高い看護を求められるようになり、主体的に学ぶことや臨床判断の育成を目指すことや、現場をイメージしながら繰り返し練習するためにシュミレーション教育を導入したことを知ることができました。

     最近の学習者は、情報の幅は広いが浅く、考える事が苦手であることや聞いたらすぐ答えが欲しいという特徴があり、教育者の教え方の転換が求められていることを知りました。学習者に合わせた教育が必要となり、わかりやすく説明し小さな成長を称賛し、少しずつハードルを上げて、考えられるよう導くことが大切であることや方向性を示して、手段を考えさせ、アドバイスを与えながら自主性を引き出していくことが必要であることがわかりました。

     学生が学ぶための環境つくりをすることは、自分自身が学生に影響を与える存在として認識し、自身が学生にとって良い学習環境となることが必要であり、実習指導者としての姿勢、役割、教育観を問い直す機会となりました。今回の研修で学んだことを病棟のスタッフへ伝え、学生さんにとってより良い実習となるよう環境を整えていきたいと思います。

     

    ◆臨地実習指導者合同研修に参加して                   いづろ今村病院 福盛 貴子

     慈愛会の各施設で実習に対する工夫がされていた。

     当院でも、実習生の個々の成長に役立てるため技術のチェックリストを作成した。

     現場で実際に行う処置やケアの見学、実践に加え、アセスメントに用いる考え方や、患者様への思い等も言葉にして伝えることが明記されていた。

     実際にスタッフが悩んでいることや考えていることを実習生に言葉で伝えることで、現場のリアルさが実感できるのではないかと思った。

     新カリキュラムになり学習形態が変化していくため私たち指導者側の考え方や指導方法なども変化が求められるのではないかと感じた。

     

    ◆実習指導者・教員合同研修会感想                       谷山病院 橋口めぐみ

     私は約10年前から臨床指導者の役割を担い学生教育に携わっています。現在は副看護師長として、現場の中で学生教育に携わっています。今回、数年ぶりに慈愛会の実習指導者・教員合同研修会へ参加しました。

     研修の中では、最近の学習者の傾向を聞き、新人や我が子と比較し合点がいくのを感じました。学習者の傾向を踏まえて、自分たちも学習者の特徴に合わせた教育が求められます。難しく考え過ぎず、わかりやすく説明すること、小さな成長をほめること、段階を踏んで、体験させ、面倒みよくフォローをしていくことが必要であることを学びました。

     また、他施設での取組みについて興味深いものがあり参考にさせて頂きたいと思いました。

     次年度より新カリキュラムが始まります。学生をスムーズに迎え入れられるよう教員と情報交換する貴重な場となりました。ありがとうございました。

     

    ◆臨地実習指導者・教員合同会議・研修に参加して              愛と結の街 山口 めぐみ

     看護専門学校でのシミュレ-ション教育では、最近の若者の特徴に合わせ臨床判断力の向上育成を目指して繰り返し練習する事の大切さを学んだ。実習中も、説明の仕方・小さな成長をほめるなど工夫したい。

     また、各施設の取り組みで、実習環境の整備(スタッフ間の説明・内容の統一・掲示物やオリエンテ-ションの動画作成など)を工夫されており、とても参考になった。現在、コロナ禍にて感染対策・感染状況に応じた実習対応、代替経験の機会を作っている。

     今後も令和4年度から新カリキュラムに移行し老健での3週間実習が4日間の実習となるなど、随時状況が変化していく為、より充実した実習となるよう学校との連携を大切にしていきたい。

     

    ~ 研修の様子 ~

    木佐貫統括部長挨拶 2

    挨拶

    統括看護部長兼看護部支援室長兼教育開発センター長 木佐貫 涼子

     

    発表全体 発表の様子2いづろ今村病院宝地舞子さん 発表の様子愛と結の街 新真也さん

    取り組み発表

     

     

    R3.10.16グループワークの様子 5 R3.10.16グループワークの様子 7 R3.10.16 2FGW

    グループワーク

    【発表に対してのディスカッション】

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