令和4年度

  • 2022年12月10日

    令和4年度 副看護師長研修会


    令和4年11月26日(土)に副看護師長研修を開催しました。令和3年度は新型コロナウイルス感染症の感染拡大により開催できなかったため2年ぶりに開催できました。
    研修会場は鹿児島市内の施設からは慈愛会ビル、奄美病院と徳之島病院はそれぞれの施設からZoomによるリモートでの参加となりました。総数70名の申し込みがあり研修当日は68名の参加でした。(参加:いづろ今村病院9名、今村総合病院29名、谷山病院16名、愛の街1名、奄美病院10名、徳之島病院3名 欠席:2名今村総合病院、徳之島病院)
    今回の研修では、「適切な感染対策」のテーマで谷山病院の感染管理認定看護師 中尾看護師長より講義をいただきました。コロナ禍の現状で行われている感染対策について日常を振り返りながら適切な感染防止対策について取り組んでいけるよう事例による演習を通して手指消毒のタイミングを学ぶ機会となりました。
    次に昨年度の各副看護師長の「働き方改革」について取り組みの中から各施設1例ずつ発表があり、状況をデータでとらえることや周りとの協働による取り組み等が報告されました。また、いづろ今村病院の籔下看護部長からは、「働き方改革に対する取り組みの実際と課題~副師長の達成感・やりがい感に繋がる支援~」のテーマで慈愛会看護部長会の取り組みの発表がありました。現状把握、具体的目標の設定、周りを巻き込んだ取り組みがキーワードとなっていました。
    木佐貫統括看護部長からの「看護管理プロセス」の講義では、看護部管理目標「働きかた改革~記録による時間外勤務ゼロプロジェクト~tudo記録 soku記録で看護をつなぐ」に関する取り組みの根拠や組織変革について「最適解」を生み出す「チーム脳」についての副看護師長の役割が示されました。
    今回の研修の事前課題では、看護部管理目標「働きかた改革~記録による時間外勤務ゼロプロジェクト~tudo記録 soku記録で看護をつなぐ」に関する取り組みを、「看護管理実践計画」のプロセスでまとめて提出していましたが、午後からの講義では慈愛会看護部の超過勤務実態や離職状況について実際のデータから自組織、自部署の課題について考える機会になりました。また、グループワークでは研修での学びを通してお互いの取り組みについて共有し、今後に向けてチームで取り組んでいくことなど具体的な計画の検討がすすめられました。同じ立場の仲間の現状に共感し、また刺激を受け、次に進んでいこうと懸命な姿が見られました。
    今回の研修の学びを通して、令和5年2月までに成果の得られる目標を設定し、3月の研修後レポートでは成果として報告できるよう取り組みを進めていただきたいと思います。
     
    研修スケジュール
     
    ~研修の様子~
     

    【講義】
    「適切な感染対策」
    中尾感染管理認定看護師


    聴講中の受講生の様子




    【発表】
    「働き方改革に対する取り組みの実際と課題」


    【講義】
    「看護管理プロセス」
    木佐貫統括看護部長


    聴講中の受講生の様子



    【講義】
    「慈愛会看護部の超過勤務実態及び離職率について」
    今村看護部支援室長補佐


    聴講中の受講生の様子





    【フループワーク】
    「働き方改革 ~記録による時間外勤務ゼロプロジェクト~
    tudo記録 soku記録で看護を繋ぐ」



    【グループワーク発表】



    【閉会の挨拶】

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