令和3年8月27日(金)に第2回 心に届く慈愛の看護を語る会を開催いたしました。
新型コロナウィルス感染症が猛威を振るうなか、開催が危ぶまれました。
ですが、このような時だからこそ、スタッフ同士、日頃大切にしている看護を語り合い共有する場が必要だと考え、すべてを中止するのではなく何とか方法を工夫し、開催できないものかと思案を巡らせました。
多忙を極める法人内各施設からも協力を得て、無事に期日通り、開催することができました。
主催の看護部支援室長による開会挨拶、慈愛会今村英仁理事長の挨拶、選考結果発表、理事長講評以外は全て事前に収録し、新しい形での開催となりました。
第1部では入選13作品の作者による「エピソードに込めた想い」を、第2部ではクリニカルラダーレベルⅤのスタッフによる「心に届く慈愛の看護実践報告」を、それぞれ20秒ほどでスピーチしてもらい、支援にあたった副看護部長がスタッフにメッセージを伝えました。
選考委員のいづろ今村病院 黒野明日嗣院長は「現場で慈愛の心をもって看護・介護にあたって下さっているんだという事が大変強く伝わってきました」と感想を寄せました。
昨年に続き選考委員長をお引き受けくださいました詩人の三角みづ紀先生からは「去年、今年と、心に届く看護のエピソードを読ませていただきまして、とても大切なことを思い出させてくれる言葉に溢れているなと思いました」とのお言葉をいただきました。
最後の講評で、今村理事長は「患者さんやご利用者の皆さんに安心してもらう一番大事な心の部分を届けてくださる皆さんに大変感謝いたします。皆さんの心がその分、摩耗してしまわないように願いつつ、これから先もどうかよろしくお願いします」と慈愛会職員に労いの言葉とエールを送りました。
「第3回 心に届く慈愛の看護を語る会」を皆で一堂に会して開催できる日が来ることを願いつつ、より充実したリモートでの開催方法も模索し、継続して「慈愛の看護」の伝承に取り組んで参ります。
第3回心に届く慈愛の看護を語る会⇒プログラム
【第1部】
~~~ 開会の挨拶 ~~~
統括看護部長 木佐貫 涼子
今村理事長 挨拶
~~~ 総 評 ~~~
選考委員長 三角 みづ紀先生
~~~ 選考結果発表 ~~~
【最優秀賞】
「手」から伝わる看護の力 私の手は安心を伝えられていますか
今村総合病院 看護師 内山 政子 さん
【優秀賞】
裏技面会 ―コロナ禍で長期入院した母を回復に導いた愛ある面会法ー
鹿児島中央看護専門学校2年課程 専任教員 福元 重子さん
「毎日こつこつ一生懸命」 徳之島病院 介護技能実習生 チェリー ティンさん
~~~~~~ 表 彰 式 ~~~~~~
今村 英仁理事長 内山 政子さん
~~~ 選考委員代表挨拶 ~~~
いづろ今村病院院長 黒野 明日嗣先生
【第2部】
クリニカルラダーレベルⅤ 実践報告
心に届け! 応援メッセージリレー
いづろ今村病院 谷山病院 徳之島病院
愛と結の街 鹿児島中央看護専門学校 奄美病院
今村総合病院 法人事業本部
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