2015年12月17日に起工式を開催し、着工してからの進捗状況をお知らせしてまいります。
工事現場に「けんせつ小町」のマークが入った看板やポスターがお目見えしました。「けんせつ小町」は、日本建設業連合会が、建設業で活躍する女性技術者・技能者の愛称として2014年に選定。花をデザインしたロゴマークをよく見ると…そう!花びらはヘルメットです。慈愛会の新病院建設工事に従事する約160名のうち、型枠工やクレーンオペレーターなど8名の「けんせつ小町」の皆さんが「チームすもも」を結成。女性ならではの感性を生かして現場の活気を盛り上げようと、10月から活動を始めました。
チーム名の由来は作業所長の方針「桜梅桃李(おうばいとうり)」。男女を問わず全員が自分にしかない良さをそれぞれに発揮して輝けるように、という思いを込めたそうです。すもも(李)をイメージしたピンクのチームヘルメットがトレードマーク。「少しでも雰囲気を明るく」「楽しく仕事ができるように」と、階段踊り場や仮囲いにハロウィンのイラストを掲げたり、高所作業車約40台すべてにアニメキャラクター名の愛称をつけたり、アイデアは尽きません。
高所作業車のネーミングは好評のよう。「しょくぱんまんの調子が悪い」といった具合に、すっかり現場に浸透しているそうです。チームリーダーの松浦さん(現場監督:建築工事担当)は「作業車を愛称で呼ぶことで雰囲気が和みます。『次の現場には何が来てくれるのかな』というふうに愛称を話題にしてもらえて嬉しい」と話しています。
8階までの外装パネル工事が進む新病院は建物全体が現在、外部足場で覆われています。建物内部各階では、診察室や検査室などの仕切りが造られ、次第にフロア構成を想起できる状況になってきました。10月18日に慈愛会幹部と新病院プロジェクト事務局のメンバーが工事現場を視察し、出入り口の広さなど各所を確認しました。
1階の一角を占める厚いコンクリート壁。放射線治療装置が導入されます。
コンクリートの床面ができつつある新病棟内を、慈愛会と今村病院分院の幹部、新病院プロジェクト事務局のメンバーが訪れ、設計・施工について説明を受けました。写真左は2階フロア。右は3階の渡り廊下部分で、奥に見える茶色の建物が今村病院分院本館です。新病棟8階までの鉄骨建方工事が終わると、今秋は外装パネル工事が本格化します。
上棟式を終えた新病棟と今村病院分院本館を結ぶように虹が懸かりました。2つの病棟をつなぐ大きな輪。新しい病院としてのスタートに向けて、象徴的な風景となりました。
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