2015年12月17日に起工式を開催し、着工してからの進捗状況をお知らせしてまいります。
公益財団法人慈愛会や設計・施工の関係者50名が神事に臨みました。祭事向けに金色で装飾されたナットを鉄骨に締め込む儀式の後、五色の吹き流しをつけた鉄骨はクレーンで引き揚げられ、新病棟最上部へ。待ち受けた作業員が、鉄骨を8階部分に取り付け、「完了」の声を張り上げると、参列者は新病棟を見上げて大きな拍手を送りました。
新しい病棟づくりのコンセプトは「みまもり」。病室はスタッフステーション(SS)を囲むかたちで配置されます。フロア中央のSSから、各病室に目が行き届くのが特長です。病室の通路側には大きな窓。「みまもり」のコンセプトを体現する、慈愛会グループ初の試みです。病棟モデルルームでは、病室内のプライバシー確保に配慮したカーテンレールの取り付け位置、車いすご利用者を想定したSSの設備見直しなど、詳細の検討を重ねてきました。入院される患者様の安心感を大切にしたいと考えています。
現場から約300mの場所に、新病院の病室やスタッフステーションを実物大で設置したモデルルームがあります。この日は、日没後の暗い環境の中、夜間照明についての協議がありました。看護部の14名をはじめ、慈愛会と工事関係者計20数名が、入院患者様の視点、夜勤看護師の業務上の必要性など、さまざまな観点から、照明の設置箇所や照度を確認・検討しました。
全49件中 5件を表示(1ページあたり5を表示)