














慈愛会 多職種合同ラダーレベル研修会 第2回を8月2日(土)に開催いたしました。
本研修は、多職種・全部門のキャリア開発ラダーレベルⅢ取得者で、レベルⅣ取得を目指す方を対象としています。
研修目的は、【リーダーに求められる役割を知り、リーダーシップを発揮するための能力を習得する】です。
「キャリア開発ラダーレベルⅣに求められること」「アンガーマネジメントについて」「ラダーレベルⅤ実践取り組み報告」「リーダーとして取り組んでいく多職種連携」の4つのテーマについて学びました。
今年度から取り入れている「ラダーレベルⅤ実践取り組み報告」では、ラダーレベルⅤを取得した先輩の実践取り組み報告を聞きその後、意見交換を行いました。報告を聞いて「患者を中心に多職種で連携することが大切と感じた。常にスキルアップしていく事が必要、いつまでも自己研鑽していかなければならない」「1人の患者・症例に対しいろいろな職種が連携していると改めて実感した」「リーダーとして、他職種やチームに対して良い環境を築こうと努力されている姿勢に感銘を受け、私も同じように努めたいと思いました」「多職種・部署内のメンバーみんなを巻き込むようなリーダーシップを発揮する具体的な取り組みがなされており、凄いと感じた」等の意見がありました。
実践取り組み報告を聞き、ロールモデルを見出すことができ、次の一歩へとつながる有意義な研修となりました。
受講生は、リーダーとなる自分・自分たちに求められていることについて考え、個人・グループワークに熱心に取り組んでいました。







講義の様子



















キャリア開発推進委員を対象とした多職種合同研修を7月12日(火)開催、4施設から29名(13職種)が参加しました。
最初に『職員能力開発プログラムとキャリア支援について』講義を聴講、その後グループワークを行い、職員能力開発プログラムについて考えていることや今後の目標と計画について意見を交換しました。「能力開発プログラムを周知し、楽しく進められる工夫をしていく。目的は積極的な人材育成であることを知れた」、「職種が異なっても、同じこと(ラダーシステムの浸透が十分でないなど)に悩んでいたり、全く違う問題が提起されたりなど、新たな発見があった」との意見がありました。
次に『コーチング、ラダーレベルⅣ申請者への支援』では、コーチングの基礎的知識と基本スキルについて講義受講とDVD視聴、その後、ラダーレベルⅣ申請者への支援方法についてグループワークを行いました。講義を熱心に聴講する姿がみられ、「職員をまずは理解することが重要。関心を持ち、日頃の頑張りを承認し、思いを傾聴し、考えを共有し、人材育成に努めたい」「相手に合った指導方法を考えて提案していく。コーチングの3つのスキルを使えるように努めていきたい」等の学びを得ていました。
研修全体でも「職員能力開発プログラム、キャリア開発ラダーに対する考え方を改めて見直すことができた。人材育成を行うにあたってのコーチングの方法を学び、グループワークにて具体的な支援方法を議論できたことは、今後の職員への支援に活かすことができると思う」、「能力開発プログラムを実践するために、人材育成にはコーチングのスキルが必須。スタッフそれぞれの長所、強み(性格)をよく把握し、コミュニケーションをとり考えを知る。スタッフに興味を持った上で支援することがまずは必要だと感じた」との意見があり、研修目標を達成することができたのではないかと考えています。
今回初めてのキャリア開発推進委員を対象とした研修開催、半日という短い時間ではありましたが、参加された皆さまには学んだことを活かし今後も人材育成に務めてほしいと考えます。

【聴講の様子】
【グループワーク】
【閉講の挨拶】
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