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2023年11月02日
いづろ今村病院 野村秀洋名誉院長が「県民表彰」受賞
鹿児島県の2023年度県民表彰式が11月2日(木)、鹿児島県議会本会議場で挙行され、保健福祉部門の受賞者・いづろ今村病院 野村秀洋名誉院長(80)に、塩田康一知事から表彰状と記念品が贈呈されました。
県民表彰は、地域社会の発展や県民の福祉に貢献し、特に顕著な功績があった個人や団体を称え贈られるものです。
1953(昭和28)年に創設され、今年で70回目を数える栄えある表彰です。
野村名誉院長は1970(昭和45)年に鹿児島大学医学部第一外科に入局後、長年にわたり医療活動に従事するとともに、鹿児島県医師会副会長等の要職を歴任し、地域医療の発展・向上に多大な貢献をした、として本年度の受賞者に選ばれました。
塩田知事は式辞で、野村名誉院長の功績について「県内の若手医師を確保するため、県、鹿児島大学、県医師会と基幹型臨床研修病院が一体となって研修医確保に取り組む『鹿児島県初期臨床研修連絡協議会』の設置に尽力され、本県の医師の確保と育成に大きく貢献されました。また、県と県医師会との『災害時の医療救護活動に関する協定』の締結をはじめ、本県の災害医療体制の強化にも多大な貢献を果たされました」等、幅広い活動を紹介し、敬意と感謝の意を述べました。
野村名誉院長は1988(昭和63)年に財団法人慈愛会(現公益財団法人慈愛会)に入職、1990(平成2)年6月から2014(平成26)年3月まで今村病院(現いづろ今村病院)院長、現在はいづろ今村病院名誉院長、介護老人保健施設愛と結の街施設長を務めています。
鹿児島県医師会副会長を2012(平成24)年から昨年6月まで10年間(現在は県医師会監事)、鹿児島県国民健康保険診療報酬審査委員会会長を2019(令和元)年まで12年間(現在は同委員会委員)等、数々の要職に就き、地域社会の発展と住民福祉の向上に献身的に取り組んできました。
野村名誉院長、県民表彰おめでとうございます。
野村秀洋 いづろ今村病院名誉院長と塩田康一鹿児島県知事
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