お久しぶりですぼやっきーです
暑い暑い毎日ですが、元気にお過ごしでしょうか
今村病院産婦人科のスタッフの一員として4月から7月まで働いてくださった久保先生が去り、
スタッフ一同寂しい思いでしたが・・・。新しく赤澤先生が8月から11月までの4ヶ月間赴任されることになりました。
赤澤先生は病棟での回診・診察を中心にされている先生です。
今回は先生から皆さんへのメッセージを紹介させていただきます
『このたび今村病院に赴任してきた赤澤と申します
今までは関東、九州、四国の順に病院を移動しまして、今回初めて鹿児島にお世話になります。
桜島が大爆発して、すこし降灰に慌てている中でこのブログを書いています
今村病院の産婦人科は今まで女性医師が多く、男性産婦人科医が珍しいという声が病棟からありましたので、少し私を含めた男性産婦人科をめぐる状況をお伝えしたいと思います
私が産婦人科を研修したのは主に福岡で、産婦人科はだいたい男女ちょうど半々ぐらいの印象でした同期の若い産婦人科の先生も1:1でしたので、そのようなイメージで仕事をしてきました。
ちなみに正式な統計では、20歳から30歳の産婦人科医師における男性医師は3人に1人だそうです。
医師全体では、ここ10年医師になった先生たちの3人に2人が男性で、3人に1人が女性です。
私は出産を見てきて感じることは、お産は山や海などの自然に近いものなのだろうと思っています。
山や海などの自然は穏やかで美しいものですが、時に荒しや時化が起こり、豹変します。自然と同じように、分娩も多くの場面で穏やかやで優しいものですが、ごく稀に豹変するとそれは生命の危険にさらされる。妊娠・出産は「マターニティ」の言葉に代表される優しさの側面と、産科救急に代表される激しい側面がとなり合わせに存在していると思います
夫婦が2人いて初めて子をつくり育てていくように、それをサポートする周産期も男性的な強さと、女性的な優しさの力を合わせてサポートできればと思います。
4ヶ月という短い間ですが、 今村病院でお待ちしていますので、どうぞよろしくお願いします』
とのことでした
病棟で見かけましたら、お気軽にお声かけくださいませ