前回のお話のつづき…


児の授乳がなかなかうまく行えないときは、搾乳をしましょう 
① 硬くなった乳房は痛みがあるので、そこの部分を、手で保護するように包み込み、
乳房を胸に対して垂直に起き上がらせるような感じで支えます(乳房をつかむのではなく、胸骨部分からすくいあげるように
)
そうすることで乳房の付け根部分に隙間ができ、しこりのために不良になっている血行を良好にします

また、乳房にできたしこりのために、緊張して伸展性が悪くなっている乳頭の緊張をゆるめます

② 乳房を支えている手と反対の手で、硬くなっている乳房部分の方向にある乳輪(黒くなっている部分)よりも少し外側部分に親指をあて、人差し指と2本で乳頭をはさみ、指圧するように搾乳していきます
すぐには硬くなった乳房部分から乳汁が出ませんが、他の部分から噴水のように(射乳)乳汁をたくさん絞り出していくうちに、一挙に乳汁があふれ出してきて、硬くなっていた部分がうそのように柔らかくなります

搾乳を長時間すると、首からかたにかけての血管が引き延ばされたままになり、
血行不良を起こして、疲労感
やときにめまい
などを起こすことがあります
注意してくださいね
以上、参考になさってください
もちろんいつでも当院に相談
なさってもかまいません

うつ乳は、母乳が十分に出て赤ちゃんもお母さんも授乳になれた頃に、乳汁の蓄積が少しずつ起こり(痛みを感じないうちに)、固まっていきます。そこから乳カスのようなとても小さい塊が剥がれて、あるとき突然
詰まりを作るようです

おっぱいがたくさん出る人は、授乳後に乳房を触ってみて、硬くなっている部分がないかどうか観察
しておきましょう
また、硬くなっている部分があれば、そこの乳房から搾乳をして、柔らかくしておきましょう

(授乳中の乳房の硬さは柔らかい伸びの良いお餅のような感じです
)
良く聞かれるのですが、うつ乳は授乳の状態に原因があり、食事
とは関係ありません
しかし、食事は
健康の源
です
できるだけ良い食生活を心がけてほしいと思います





して、できる限り長く授乳しましょう

が始まり、はや2ヶ月がたとうとしています
が加わり、また新しい産婦人科病棟として、みなさんとの出会い
を楽しみにしているところです

のは、先日、当院で出産された方のあるお産です
は感動しました



”と感じていたそうです
というとき 、ひとつひとつの陣痛
にかえて、そして陣痛と陣痛の合間の痛みが落ち着く時間は笑顔
で過ごし、赤ちゃんを迎えようとしていました
と共に 「吸って吐いて…」 と、その場にいるみんなが同じ呼吸
をしながら、お産が進んでいきました。
赤ちゃんの誕生
!!!
です。

”を書いていただいたときの言葉です
と思ったけど、頭が見えてるよ
と言われて、頑張るしかない
と思いました。苦しい
が、出産時には今までの痛みがうそのように笑顔に変わり、無事に出産できたことにホッとしました
がたくさんあふれる日に一緒にしていきましょう