記事一覧 2013年4月

赤ちゃんにとって泣くということ

cherryblossom.gifも散り、本当であれば陽気な気候hare.gifに心躍る季節ですが、肌寒いa_ga-n03.gif毎日が続いていますcoldsweats01.gif    
しかし、待ちに待ったゴールデンウィークhappy02.gif・・。楽しまなくてはですねa_w03.gif

 

 最近、産後外来hospital.gifに来られるママkao-a01.gifから、「母乳をあげていたら寝たので布団に寝かせたら、すぐ泣き始めますkao-a09.gif。母乳が足りないんでしょうかkao-a14.gifdown.gif」とか、「母乳をあげて1時間もしないうちに泣くので,家族に『母乳が出てないから泣くんだよkao-a12.gifミルクを足しなさいz_milk04.gif』と言われますkao-a06.gif母乳が足りていないんでしょうかsign02.gif」と質問されます。

 確かにfutaba.gif初めてのママfutaba.gifにとって、お話のできない赤ちゃんkao25.gifが泣くsweat01.gifのは心配ですよねa_ga-n01.gif
もう随分昔になりますが、私もそのような気持ちだったなぁとしみじみ思い出しますa_onegai03t.gif

 

ママのお腹の中では、
赤ちゃんは何も訴えなくても、安全に守られ、成長のために必要な栄養も常にもらうことができます
ママから生まれた途端、赤ちゃんは一人ぼっちで、自分一人では何もできませんhiyoko.gif

shine.gif赤ちゃんにとってお腹の外は初めての世界kira01.gif
情緒が未発達な赤ちゃんは、自分が“快”なのか“不快”なのかぐらいしか分かりませんから、
まだ慣れないママの外の生活環境が“快”なはずありません。

赤ちゃんにとってのコミュニケーション手段は、泣くことa_naku02.gifsweat01.gifしかありませんから、
周りが応えてくれるまで、一生懸命泣きますa_ikari02.gifsweat01.gif
泣いて泣いてa_ikari04.gifsweat01.gifsweat01.gif

そのことに応えてくれる存在を通じて、赤ちゃんは“快”を感じるようになり、それを与えてくれる存在に安心感愛着感を抱くようになります。そしてz_tenshi01.gif幸せそうに泣かなくなった赤ちゃんz_tenshi02.gifを見たママやパパ達は、自分を慕うその姿をとても愛おしくheart02.gif思い、赤ちゃんに対して、さらに深い愛着heart04.gifを抱くようになります。このことを「母子相互作用」と言います。

 

日が経つごとに、このやりとりを重ねていくわけですから、ママやパパを求めて、泣くことも自然と多くなっていきます
恋人同士が、ずーっと一緒にいたいと思う気持と同じかなa_w03.gifheart09.gif?(笑)

 

もちろん、おっぱいがもっと欲しい状態もあり得なくはありませんcoldsweats02.gifが、そういう状態なのかどうか判断が難しいときは、助産師か、小児科医師などの専門職者に相談することをお薦めしますa_w01.gif予想に反して、母乳が多く出ているときは、赤ちゃんの心配はありませんが、母乳が乳房に多く残ったりして、お乳の出が悪くなったり、乳腺炎になったりもしますので、困ったときは一人で悩まずに、ご相談下さいませa_onegai02t.gif

母乳育児のためにできること

 

 こんにちはa_w01.gif

 この子は産まれて3日目、2650gの男の子boy.gifですnote.gif

 小さいけどおっぱい上手に飲めてますkira01.gifかわいいですねheart02.gif

 こんなに上手に飲んでくれると赤ちゃんもお母さんも幸せですconfident.gifheart04.gif

 

 
 

しかし、最近はブラジャーの機能がよくなっていることもあり、乳頭が硬く短い方が増えてきていますa_naku02.gif
また、赤ちゃんも舌を巻き上げ、舌を前に出さない為に、
上手におっぱい吸えずに、泣いて泣いてbearing.gif 訴えてママを困らせることも…sweat01.gifsweat01.gif

 お産後にスムーズに授乳ができるように、今回はおっぱいについてお話させていただきますa_wink02.gif

 

 z_tenshi04.gif母乳育児のために妊娠中できることz_tenshi01.gif
母乳は血液を元に作られますflair.gif身体の栄養バランスrestaurant.gifを整えたり、冷え対策ストレッチなどで
血液の循環を良くしておくことも、母乳分泌を良くする助けとなりますnote.gif

 

hana05.gif冷え対策を行うことで早産前期破水微弱陣痛などを予防できるだけでなく
 産後の母乳育児へもよい効果をもたらしますlovely.gifkira01.gif
 服装・レッグウォーマー・5本指ソックス・腹巻きの着用などで冷えを予防しますbikkuri04.gif

hana13.gif血液循環を良くすることで母乳分泌の促進につながりますa_w04.gif
 足浴入浴適度な運動ストレッチなどで血液の循環をよくしますnotes.gifnotes.gif
 四つん這いで床拭きするだけで、おっぱいがゆれ、血行促進につながりますwink.gif 
 
hana03.gif貧血の改善、バランスの良い食事で身体の栄養素を整えておくことも大切ですa_wink02.gif
 体を温めるといわれている、根菜類ショウガなど取られて下さいup.gif冷たい飲み物はさけましょうwobbly.gifwobbly.gifdanger.gif
 お産の体力の消耗を乗り越え母乳育児をしていくためにも、妊娠中からバランスの良い食事を心掛け、身体作りをしておきましょうkira01.gif

  

当院では37週より乳輪・乳頭マッサージhana-ani03.gifおっぱい体操(肩甲骨・胸周りを動かす運動)を説明してますhappy01.gif
スムーズな授乳が、できるよう、お母さんと赤ちゃんをサポートしていきますので、一緒に頑張りましょうa_wink02.gifheart01.gifheart01.gif