桜
も散り、本当であれば陽気な気候
に心躍る季節ですが、肌寒い
毎日が続いています
しかし、待ちに待ったゴールデンウィーク
・・。楽しまなくてはですね
最近、産後外来
に来られるママ
から、「母乳をあげていたら寝たので布団に寝かせたら、すぐ泣き始めます
。母乳が足りないんでしょうか
」とか、「母乳をあげて1時間もしないうちに泣くので,家族に『母乳が出てないから泣くんだよ
ミルクを足しなさい
』と言われます
母乳が足りていないんでしょうか
」と質問されます。
確かに
初めてのママ
にとって、お話のできない赤ちゃん
が泣く
のは心配ですよね
もう随分昔になりますが、私もそのような気持ちだったなぁとしみじみ思い出します
ママのお腹の中では、
赤ちゃんは何も訴えなくても、安全に守られ、成長のために必要な栄養も常にもらうことができます。
ママから生まれた途端、赤ちゃんは一人ぼっちで、自分一人では何もできません
赤ちゃんにとってお腹の外は初めての世界
情緒が未発達な赤ちゃんは、自分が“快”なのか“不快”なのかぐらいしか分かりませんから、
まだ慣れないママの外の生活環境が“快”なはずありません。
赤ちゃんにとってのコミュニケーション手段は、泣くこと
しかありませんから、
周りが応えてくれるまで、一生懸命泣きます

泣いて泣いて


そのことに応えてくれる存在を通じて、赤ちゃんは“快”を感じるようになり、それを与えてくれる存在に安心感と愛着感を抱くようになります。そして
幸せそうに泣かなくなった赤ちゃん
を見たママやパパ達は、自分を慕うその姿をとても愛おしく
思い、赤ちゃんに対して、さらに深い愛着
を抱くようになります。このことを「母子相互作用」と言います。
日が経つごとに、このやりとりを重ねていくわけですから、ママやパパを求めて、泣くことも自然と多くなっていきます。
恋人同士が、ずーっと一緒にいたいと思う気持と同じかな
?(笑)
もちろん、おっぱいがもっと欲しい状態もあり得なくはありません
が、そういう状態なのかどうか判断が難しいときは、助産師か、小児科医師などの専門職者に相談することをお薦めします
予想に反して、母乳が多く出ているときは、赤ちゃんの心配はありませんが、母乳が乳房に多く残ったりして、お乳の出が悪くなったり、乳腺炎になったりもしますので、困ったときは一人で悩まずに、ご相談下さいませ

です

訴えてママを困らせることも…
母乳育児のために妊娠中できること
身体の
冷え対策を行うことで

血液循環を良くすることで母乳分泌の促進につながります

貧血の改善、バランスの良い食事で身体の栄養素を整えておくことも大切です
冷たい飲み物はさけましょう

おっぱい体操(肩甲骨・胸周りを動かす運動)を説明してます
