記事一覧 2017年11月

赤ちゃんのK2シロップの内服変更

こんにちはa_wink02.gif寒い日が続き体調など崩しておられませんかa_hatena01.gifsign02.gif

今回赤ちゃんシリーズ第二弾ビタミンK2シロップの投薬変更についてお知らせしますhappy01.gif

hana-ani03.gifビタミンKhana-ani03.gifは、人の体の中で出血を止めるために必要なビタミンですが、生まれたばかりの赤ちゃんには不足しています。赤ちゃんの出血による病気は脳出血・消化管出血などがあり、hana-ani03.gifビタミンKhana-ani03.gifの内服で予防可能として、出生後・生後5日目・一ヵ月健診時の計三回投与が実施されてきた経過がありますkira01.gifしかし、出血による病気がわずかながら発症していることが判明しましたbearing.gifsweat01.gif

そこで、『乳児ビタミンK欠乏性出血症の発生をゼロ』にするため、日本小児科学会新生児委員会の中で海外のデータを参考に、予防投与の見直しがなされましたa_memo01.gif日本と同様の3回投与する方法では出生10万人あたり、0.44人の発生がありましたが、生後3か月まで週1回の投与を続ける方法だと、発生がゼロになることがわかりましたkira01.gifkira01.gifそこで、以下のような改訂ガイドラインが発表されましたbikkuri04.gif

生後3か月までは、出生時と以後毎週1回のhana-ani03.gifビタミンKhana-ani03.gifシロップを投与する(合計13回)。
★母乳を与えている母親にはhana-ani03.gifビタミンKhana-ani03.gifを豊富に含んでいる食品(納豆、緑黄色野菜)を積極的に食べるように勧める。

現在まだ、全国的にはこの投与法が十分に普及していませんが、当院では今回の移転を機に小児科・産科の医師で話し合い、新しいガイドラインに沿ってビタミンK2シロップの投薬方法を変更しました。hana-ani03.gif内服方法のスケジュールhana-ani03.gifについては、入院中に再度お知らせしますcatface.gifheart09.gif

今村総合病院小児科産婦人科スタッフ一同、ビタミンK欠乏性出血症ゼロが達成されることを願っておりますa_onegai03t.gifkira01.gif

赤ちゃんのスキンケア

こんにちはa_bye03.gif!またまた大変お待たせしましたa_gomen01.gif

最近大変寒くなりmaple.gifましたが、寒さに体調を崩されてa_ga-n03.gifいらっしゃらないでしょうかsign02.gifボヤッキーも喉の痛みと鼻水に悩まされていますが、何とか発熱までは至らず、様子をみれているところですf01.gif

 

今回はz_o-01.gif赤ちゃんシリーズz_o-02.gif赤ちゃんhiyoko.gifのスキンケアshine.gifについて、お伝えしますa_w04.gif

皆さん、ご自分の洗顔時はよく泡立てた泡cloud.gifを利用されていらっしゃいますか?ずばり、それは正解ですsign03.gifcloud.gifは空気を含んでいるのでクッション性があります。シャンプーのときは充分泡cloud.gif立ててと言われるのは、このクッション性で髪の毛virgo.gif同士がこすれ合うのを防ぎ、摩擦によるダメージdanger.gifから髪を守るためですkira01.gif同様に、顔happy01.gifや身体paper.gifも泡cloud.gifで包むようにして洗うと、摩擦による肌へのthunder.gif刺激thunder.gifが少なくてすみます。そのため、赤ちゃんのスキンケアのためにも、よく泡立てた泡cloud.gifを利用することで、皮膚のトラブルを軽減できたり、結果アトピー・アレルギーの予防にもつながるということがわかってきましたa_wink02.gifそこで、今村総合病院でも平成29年11月からよく泡立てた泡cloud.gifを赤ちゃんhiyoko.gifに使うことを推奨することにしましたkira01.gifkira01.gif

また、泡立て方cloud.gifなどは、入院中にお風呂の入れ方と一緒にお伝えしますa_memo01.gif

 

さて、寒い毎日bearing.gifが続きますので、うがい・手洗い+外出時のマスクで風邪を寄せ付けないようにしましょうheart09.gif