師走とはよく言ったもので、もう早12月も折り返し地点に来てしまいました
今年も残すところ数日にはなりますが、皆さんとお話をしたい・・。どうも、ぼやっきーです。
今回は、赤ちゃんの生後1~2ヶ月をピークに出現する、乳児脂漏性皮膚炎についてお話をしたいと思います
乳児脂漏性皮膚炎とは、自宅での赤ちゃんとの生活に慣れてきて、お宮参りを済ませたか済ませないかの頃にみられるようになることが多いようですお顔や頭、首、脇、足の付け根などが赤くなったり、湿疹やニキビのようなものが出来たり、そこに黄白色の油っぽいフケのようなものやかさぶたのようなものが付いたりします特に、頭皮や眉毛の部位には厚いかさぶたがついて、容易には取れなくなることも多いです生後1~2ヶ月をピークに、遅くとも6ヶ月頃には治っていく場合が過半数です。原因としては、胎内で母親からもらった性ホルモンと新生児自身の副腎などから分泌されるホルモンの影響とされています。
お母さんやご家族としては、びっくりして心配されることもあるかと思いますが、軽いものを合わせると赤ちゃんの半数近くが経験するものなのです。
お手入れ方法として、スキンケアが重要になります。湯温は40℃弱、しっかりと泡立てた石けんの泡で全身の皮膚をなでるように洗いましょう。その際に、ガーゼやスポンジでこすらないこと、関節のしわや耳の後ろなど洗い残さないことがポイントになります。また、さらに石けん分が残らないようによく洗い流し、最後にタオルでこすらずに拭き取ります
頭皮や眉毛に厚いかさぶたが固着しているときは、入浴する30分くらい前にオリーブ油やベビーオイルで軟らかくしてから、石けんの泡で丁寧に洗います皮膚の損傷を防ぐため一気に剥がそうとはせずに、毎日根気強く薄くしていくつもりでおこなって下さい。石けんで洗ったあとは必要な皮脂も洗い流されているので刺激のない保湿剤を使用しましょう
赤ちゃんのお肌が赤かったり湿疹があると、問題ないと言われても気になりますよね基本のスキンケアを実施するとともに、かさかさが強かったり、赤くなっている部分が体や手足にも広がっているとき、痒がってぐずっているときなど、気になるときは一度小児科への早めの相談をお勧めします
ではでは、寒暖の差が激しい今日この頃ですが、皆様お体ご自愛下さいませ