こんにちは
寒い日や疲れが溜まったら、温かいお風呂いいですね~
お風呂と言えば、ゆっくりと浸かって癒やされる温泉最高ですね~
そこで温泉好きの妊婦さんに朗報です
先日、環境省が32年ぶりに温泉入浴の基準を見直し「妊娠中」の項目が削除されることになりました。表記の仕方は施設それぞれですが、入浴上の注意という欄に妊娠中の方は「避ける」「控える」「禁忌」という文字を目にされた方もいらっしゃるのではないでしょうか
これは重い心疾患や呼吸不全を患っている人と同じように、温泉の入浴を避ける・禁忌症の分類にされていましたが、このたび環境省の依頼で日本温泉気候物理医学会の調査において医学的根拠がなかったということがわかったそうです。
温泉話でいえば20年程前の話になりますが、当時わたしの通っていた温泉施設には妊娠初期と後期は禁止と明確に書かれていました。その頃の素直なわたしは中期なら良いのだろうと都合良く解釈し、中期に入ると久しぶりの温泉へGoと洗い場に向かって歩いていると「すべらないでね。」「あらあらまぁ…」などという声と同時に、お掃除担当の方と常連さんを匂わせる御婦人のふたりが真っ先に近づいてきたのです。響き渡るその声に周囲のお客さんも振り返り、おそらく好奇の目でわたしを見ていたと思います。(湯気でよく見えなかったのですが…)
温泉を満喫するつもりでしたが、その後は居心地が悪くなり湯船につかるのもそこそこにして、早々と上がったのを覚えています
しかし今思うと、滑りやすい床を大きくなったお腹と大股で歩くわたしに対して、転ばないようにと気遣ってくれた優しさから出た一声だったと感じています
今回、温泉入浴の禁忌という基準から削除される妊婦さんですが、リラックスといって長湯をしたりしないよう、また泉質によってはかなり滑りやすいところもありますので、ゆっくりと歩いて周りの人をヒヤヒヤさせないようにしましょう
そして元気な赤ちゃんを産んで、家族みんなで楽しい癒やしの温泉を満喫してくださいね
そうそう、大きくなったお子様達も走って転ばないように気をつけましょうね。